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タオルの種類とプリント方法

タオルの種類

ミニハンカチ(タオルハンカチ)

サイズ 20~25cm前後 × 20~25cm前後

ハンカチタイプのタオルです。シャーリング生地の場合、綺麗なプリントが可能です。

ミニハンカチ W20cm×H20cm

ミニハンカチ W25cm×H25cm

ハンドタオル(ウォッシュタオル)

サイズ 34cm前後 × 36~38cm前後

女性に人気があり、バッグに入れて持ち歩くのにちょうどいいタオルです。

ハンドタオル W34cm×H36cm

ハンドタオル W34cm×H38cm

フェイスタオル

サイズ 34cm前後 × 85cm前後

家庭で使われる一般的なタオルで、手や顔を拭くのに使われ、生地の薄いものと厚いものがあり、薄いものは絞りやすいので雑巾やお風呂で体を洗うのに適しています。

フェイスタオル W84cm×H34cm

フェイスタオル W85cm×H34cm

スポーツタオル

サイズ 40cm前後 × 110~115cm前後

フェイスタオルとバスタオルの中間の大きさです。幅が長めなので動いても首から落ちず、スポーツ時に適したタオルです。

スポーツタオル W110cm×H40cm

スポーツタオル W115cm×H40cm

バスタオル

サイズ 60cm前後 × 120cm前後

フェイスタオルよりもかなり大きいサイズのタオルで、入浴後に体を拭くのに用いるタオルなので湯上がりタオルとも呼ばれています。日本ではフェイスタオル同様よく認知されているタオルで、子供用の掛け布団に使ったり、野外での音楽ライブ・コンサートで体を包んで暖を取ったり、ビーチでの日焼け止めに使ったりと用途は様々です。これより大きいサイズは、ジャンボバスタオルやビーチタオルと呼ばれています。

バスタオル W120cm×H60cm

マフラータオル

サイズ 20cm前後 × 100~110cm前後

タオルマフラーとも呼ばれ、 1メートル以上あるマフラーのような細長い、スポーツタオルの縦を半分にしたものが一般的なサイズで、サッカーや野球の応援グッズとしてスポーツ用に使われています。夏の暑い日にタオルを濡らしたり冷やしたりしておいて首にかけると熱中症対策にもなりますし、冬はマフラーとしても使えます。

マフラータオル W100cm×H20cm

マフラータオル W110cm×H20cm

タオル生地の種類

パイル地

パイルとは、なんといってもタオルの基本。ループ上の織り方がタオル独特のふわふわした肌触りや弾力性をつくり出して、水分を充分に吸収してくれます。両面とも同じパイルの並パイルと織る時にパイルに凸凹をつける無地ジャガードがあります。

シャーリング地

パイルタオルのループの頭の部分をカットしたものがシャーリング生地。ビロードの様な肌触りとつやが魅力です。パイル生地のタオルに比べるとちょっと吸収力が劣りますが、なんといってもデザイン重視のアーティストグッズに使われるオリジナルタオルには欠かせない生地です。パイルでは表現できないようなデザインでもシャーリング生地を使うと綺麗にデザインを表現できます。プリントのオリジナルタオルはほとんどがこのシャーリング生地を使います。

プリント方法

プリント方法には、染料プリントと顔料プリントの二種類あります。プリントの商品紹介のページでも紹介しましたが、どちらも一長一短があります。一般的に顔料プリントは、意匠重視のデザイン性が高いものには適しています。これはにじみが少ないためですが、ソフト顔料を使っても濃い色のプリントの場合はタオル本体が硬くなるため適していません。染料プリントは糸自体を染めるため、タオル本来の風合いは保たれますが、顔料プリントに比べデザインが少し滲んでしまいます。黒インクでのプリントは顔料インクではプリント面が硬くなってしまうため、染料プリントをオススメしています。

タオルの吸水性について

タオルの織り工程での違い

タオルには2種類の織り工程があります。

  1. 綿糸は原料の段階では「生成り」色をしています。この原糸ではもろいため、タオル織機にかけると糸が切れてしまいます。そこで「のり」をシッカリ付けて織り上げていきます。この方法では生成りのままでタオルの形のまま出来上がります。そのまま製品として織り上げた後で使用できるように白くなる加工をして販売します。
  2. もう1つは、糸の段階でその白くなる工程を先に行うという方法です。こちらもその白い糸の状態ではもろいためタオル織機にかけると糸が切れてしまいます。そこでやはり「のり」をシッカリ付けて織り上げていきます。こちらは完成品の状態で出来上がってきます。

吸水性の問題は、実はこの「のり」によるものです。一般的に(1)で作成したものは白さを後から出さないと製品になりませんので、よく「洗い」をかけて製品に仕上げます。同時に「のり」が取れて「よく水を吸うタオル」となる訳です。

(2)の場合でも製品として出来上がった後にもう一度「洗い」をかけてのりを落とせば「よく水を吸うタオル」になるのですが、単価・納期によってはこの工程を省く事もあります。そのため、「水を吸わないタオル」になってしまいます。

いずれの織り方も共に粗悪な糸を使用した場合も大量にのりを使用するため、のりが製品に残って「水を吸わないタオル」になります。いずれにせよ何度か洗濯して使用しているうちに、この「のり」が取れて本来の綿の吸水性に戻ります。

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